脊椎すべり症
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1つの椎骨が直下の椎骨に対して前方へ滑って状態を総称します。
脊椎すべり症は可動部分である機能的脊柱単位での「支持性の損失」を意味しています。
原因として。
脊椎分離・すべり症
・・・脊椎分離に続発して起こる場合
変性脊椎すべり症
・・・機能的脊柱単位とくに椎間板と椎間関節の退行性変性に基づいて起こる場合
脊椎下垂症
・・・第一仙椎の先天的な形成異常に基づいて起こる第5腰椎の高度なすべり症
外傷性脊椎すべり症
・・・明らかな外傷によって関節突起間部の骨折を起こし、前方へすべりだすもの
病的脊椎すべり症
・・・悪性腫瘍や観戦など骨破壊に基づいて起こる前方すべり
この中で重要なのは、1、2、および3になります。
脊椎分離・すべり症
第5腰椎に多発し、腰椎前弯は増強します。
すべりが著しい場合(50%以上のすべり)には腰背部から脊椎のずれを外見できます。
全ての例が、労作あるいは前屈姿勢によって簡単に「こわばりを伴う腰痛」を自覚し、時々腰に不安定感、腰がずれるような感じ(giving way)を訴えます。
安静では訴えはほどんどありません。
これが腰椎不安定性の特徴的な自覚症状です。
稀に下肢に重圧感を覚えることもありますが、腰椎椎間板ヘルニアが併存しない限り、明確な下肢放散痛は生じません。
変性脊椎すべり症
誰でも加齢とともに椎間板は退行性変性の一途を辿り、椎間関節も変性していきます。
当然、支持性に大きく関与する傍脊柱靱帯や腰背筋群も老化して弛緩していきます。
このような一連の脊柱の変性過程において、ときに支持性の著しい障害を来たすと、前方すべりとして現れます。
これが変性脊椎すべり症です。
したがって、変性性椎すべり症は、「高齢者に多発」します。
特に45歳以上の女性に多いのが特徴です。
大多数が第4腰椎の前方すべりであって、分離・すべり症が第5腰椎に多いのと対照的です。
このすべり症は、脊椎分離を伴わないことから椎骨全体が前方へずれていることになります。
その結果、馬尾を包含している脊柱管も同時にずれを生じるので、脊髄硬膜、馬尾、あるいは神経根は機械的に締め付けられる危険性が高くなります。
そのため、下肢のしびれ感、脱力感、馬尾性間欠跛行あるいは下肢痛を伴う可能性があります。
腰椎前弯はむしろ減少します。(脊椎分離・すべり症は逆に増強します。)
先天性すべり症または脊椎下垂症
先天的に、第一仙椎および関節突起の形成不全があります。
常に第5腰椎に極めて高度なすべりを生じています。
すべりは成長とともに進行し、思春期に至って急速に憎悪する傾向があります。
結局、L5椎体がS1椎体の前方へすべり落ちてしまいます。(脊椎下垂症)
症状としては、著しい腰背筋の拘縮、一見出尻り姿勢を示し、ハムストリングス拘縮を示します。
高度のすべりによって馬尾は全体として締め付けられ、以上に伸張されたりして、下肢に多根性の神経障害を示すことも珍しくありません。
多くは小・中学生の年齢層です。
外傷性脊椎すべり症
稀であり、原則として体幹ギプスによる固定を行って骨癒合を図ります。
病的脊椎すべり症
原則に則して、それぞれの破壊病変と全身的な治療を行う。
すべりそのものは治療の主眼にはなりません。
あなたは以下のように、腰痛の症状や治療に悩まされていませんか?
※様々な「治療」、「体操」、「ベルト」、「ストレッチ」、「コルセット」を試してきたが、どれも効果が出なかった。
※「脊椎すべり症」の痛みに悩まされていて、日常生活に支障をきたしている。
※「脊柱管狭窄症」と診断され、休み休みでやっと歩ける。
(間欠跛行)
※「脊椎すべり症」、「椎間板ヘルニア」、「すべり症」、と診断され、下半身が痺れてしまっている。
※「坐骨神経痛」と言われ、長く椅子に座ることが難しい。
※医者から手術を勧められていて、決断の時期が来ている。
※ぎっくり腰を、たびたび繰り返している。
※薬を飲んでも一時的にしか鎮痛効果がない。
※毎日マッサージをしても腰の状態が変わらない。
もしくは、「脊椎すべり症」の症状がひどくなった。
※腰の痛みのせいで、夜も満足に睡眠できない。
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