内臓に由来する腰痛としては、尿路結石や生理痛を含む婦人科の病気、大動脈瘤、悪性腫瘍などがあり、安静をいくらとっても、痛みが軽快しないことを特徴とします。
腰が痛いときにすぐに内臓を疑うことはなく、腰痛以外の何らかの症状を伴っている場合に鑑別するため考えます。
また、安静にしているにもかかわらず極端に痛がる場合には整形以外の病気を考えます。
ときには精神科的な疾患の場合もあります。
内臓や骨、関節周囲の深部にある組織から、脳へ痛みを伝える神経の経路と、皮膚からの痛みの情報を伝える経路が同じであると、内臓による痛みが特定の皮膚を過敏に感じさせることがあります。
痛みが脳へ伝達される時に、交感神経系や運動神経にも影響を及ぼすことで、発汗が見られたり、特定の筋肉の収縮、血流が低下するなどして、こりや張り感、痛みを起こすことになります。
それぞれの臓器の病変により、腰や背中など痛みや張りの出る部位が異なります。
このように、内臓からの刺激と皮膚からの刺激を勘違いしてしまう働きがあります。各内臓と収縮する筋肉の関連性などが、離れた部位にこりや痛みを起こす「関連痛」の仕組みとなります。
腰や背中へ症状が起こりうるケースでは、腹部の後ろ側にある筋肉が収縮するのですが、一般的な腰痛でも緊張して硬くなりやすい「骨盤を引き上げる作用のある筋肉」や「股関節を曲げたり腰部、骨盤を安定させる筋肉」にも影響を及ぼす可能性があります。
そのため、腰の痛みや張り感、背中の違和感やこりを感じることがあるのです。腰部と関連の深い臓器は、子宮や卵巣、腎臓などがあり、背中や脇腹では、胃、胆のう、膵臓などがあります。
※様々な「治療」、「体操」、「ベルト」、「ストレッチ」、「コルセット」を試してきたが、どれも効果が出なかった。
※痛みに悩まされていて、日常生活に支障をきたしている。
※「脊柱管狭窄症」と診断され、休み休みでやっと歩ける。
(間欠跛行)
※「椎間板ヘルニア」、「すべり症」、と診断され、下半身が痺れてしまっている。
※「坐骨神経痛」と言われ、長く椅子に座ることが難しい。
※医者から手術を勧められていて、決断の時期が来ている。
※ぎっくり腰を、たびたび繰り返している。
※薬を飲んでも一時的にしか鎮痛効果がない。
※毎日マッサージをしても腰の状態が変わらない。
もしくは、症状がひどくなった。
※腰の痛みのせいで、夜も満足に睡眠できない。