腰痛の原因として最も多い疾患の一つである腰椎椎間板障害について述べたいと思います。
椎間板ヘルニアという疾患はよく聞いたことがあると思います。 この椎間板ヘルニアは椎間板が脱出するという意味で、椎間板障害のなかで特に椎間板が突出したものをいいます。



【椎間板の構造、役割】
椎間板は図1のように、脊椎の椎体といわれる骨に上下をはさまれ、線維輪せんいりんというきわめて強いタヤのような容器に髄核ずいかくといわれるゼリー状のものを閉じこめたような構造になっています。
また、その前後は前縦靱帯ぜんじゅうじんたい、後縦靱帯こうじゅうじんたいによって補強されています。 髄核は水分を多く含むので、椎間板に負荷がかかると、変形して圧力を分散しショックを吸収します(図2)。
このようにして椎間板は背骨にかかる力を受けてそれを分散させるクッションの働きをしており、脊椎にかかる力の80%前後を受けています。
そして、前屈や後屈といった運動負荷がかかると椎間板が傷み、椎間板障害をおこし腰痛の原因となります(図3)。
腰痛を発生させる代表的な原因ある椎間板障害の疾患を下記に挙げています。
※様々な「治療」、「体操」、「ベルト」、「ストレッチ」、「コルセット」を試してきたが、どれも効果が出なかった。
※「椎間板障害」の痛みに悩まされていて、日常生活に支障をきたしている。
※「脊柱管狭窄症」と診断され、休み休みでやっと歩ける。
(間欠跛行)
※「椎間板障害」、「椎間板ヘルニア」、「すべり症」、と診断され、下半身が痺れてしまっている。
※「坐骨神経痛」と言われ、長く椅子に座ることが難しい。
※医者から手術を勧められていて、決断の時期が来ている。
※ぎっくり腰を、たびたび繰り返している。
※薬を飲んでも一時的にしか鎮痛効果がない。
※毎日マッサージをしても腰の状態が変わらない。
もしくは、「椎間板障害」の症状がひどくなった。
※腰の痛みのせいで、夜も満足に睡眠できない。